実は続くのである。その1はこれ。適当に書いたんで誰の視点に合わせればいいのか分からん。あと、えろくなっていきます。もういや。あと、一応二次創作ですよ。
「わふー!」
「ぎゃああ」
やっぱりというか案の定というか、半ばフィカに押し倒される形で簡易ベッドに倒れこむ二人。易い作りのベッドはギシと音をたてた。
「んふー。深冬やわらかい」
フィカのさらさらとした銀髪が、深冬の金色の髪と混ざる。
「フィーカーちゃーん! いい加減にしないと私だって怒り…んっ、んぅ!?」
彼女が非難がましく口を開いたその時だった。フィカの唇が彼女の同じ場所をふさいだのは。
「んっ・・・んぁ・・・ふ・・・ちゅ、んん・・・っ」
深冬が目を白黒させながら必死に逃れようともがく。だが、そんな健闘は空しく、フィカは一層彼女を押さえ込んだ。ひんやりとした両手は深冬の頬に。ほっそりとした足を深冬のスカートの間に割り込ませて。
「ちゅっ・・・ん、ふ。はむ・・・ちゅ」
フィカのあたたかな舌が深冬の中に侵入してくる。それを排除しようと動く深冬の舌も、とろとろと舌を絡ませ合う事にしかならない。いつしか水音は、どちらの口から漏れているのか分からなくなった。深冬は、ずれた眼鏡からの視界で、目の前のフィカをみる。上気した頬。伏せられた瞳の、銀色のまつ毛が揺れている。
その表情がひどく真剣で、どきりとした。
深冬はなんとか片腕を伸ばし、彼女の背中にそっと触れる。フィカの体がピクリと震えた。その隙に唇を離す。銀色の糸がつうと光って消えていくのを二人は目にし、なんとなく気まずげにお互い瞳をそらした。
再び目線を合わせたのは深冬の方だった。
「フィーちゃん、何かあったの?」
(続かざるを得ない)